サーカスの象は、足に“くさり”をつないで杭を軽く地面に打ち込むだけで、その場から動かなくなるそうなんです。

象の力なら、簡単に杭を外すこともできるし、逃げだすこともできるのに、まったく動こうとしないのです。

どうしてなのか。

それは、象が小さな子どもの頃に、教え込ませるからなんです。
“くさりをつながれると、動けない。”ということを。

子どもの象は、足にくさりをつながれていても、何度もくさりを外そうとするんです。

何度も、何度も…。
でも、外れない。
動けない。

そのうち、子どもの象は、杭を外そうとしなくなります。
“やっても無理だ”とあきらめてしまうのです。

こうして子どもの頃に“固定観念”を植えつけられた象は、大きくなっても杭を外そうとしません。
一歩踏み出せば、簡単に杭を外すことができるのに、その一歩を踏み出さないのです。


私たちも、このサーカスの象と全く同じ特性があるのではないでしょうか?

仕事、恋愛、家庭、さまざまな環境で失敗はつきものでございます。
しかし、過去の失敗や苦い経験から、前に進もうとしない方もいらっしゃることでしょう。

どうせ自分には無理だと、やる前からあきらめてしまっていませんか?

大切なことは、その固定概念を払拭すること。
一歩目を踏み出す勇気を持つことです。

可能性のない人なんて、この世にはいません。
輝けない人なんていなのです。

それに、あなたには、見守りくださる“清らかな存在”も応援してくださいます。

さぁ、自分の可能性を信じて、一歩目を踏み出しましょう!!

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いつもありがとうございます。前回の許しの心とこの話が今の私に必要なものです。わかっていてもできない、許すことの難しさをいつも考えてしまいます。心が折れそうになったらいつもここを覗いています。いつになったら前に進めるかわからないですが、常光円満寺に出会えたことに本当に感謝します。
かよ 2013/02/24(日) 22:28 EDIT DEL

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