『どうして私だけが…。』

赤ちゃんを亡くされたことで、あまりの辛さに自分を見失ってしまいそうになることもあるでしょう。そんなとき、忘れてほしくないことは、あなたは決して「一人ぼっち」ではないということ。赤ちゃんという温もりある存在があなたを見守りくださるのです。

 そしてあなたを必要とする方も必ずいるのです。あなたにはきっと愛する家族があることでしょう。たとえ、どれほど口の悪い家族であっても、その心の奥には誰よりもあなたを愛し、あなたの存在を尊く感じてくださるのが家族です。
 もちろん大切な友人や支えてくださる方々もございます。あなたと同じような思いで苦しんでいる方は、あなたの一言でどれほど救われることでしょう。少なくとも、赤ちゃんの存在はあなたが大切に受け止めて、この子に多くの感動を伝えていかなくてはならないのです。

 あの子はいつもあなたを見ておいでですよ。
 お子さまの笑顔のためにも、かけがえのない毎日を大切にお過ごしくださいね。

副住職 藤田晃秀