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ドラえもんに学ぶ
今日は総本山からのお話で考え深い話がございましたので載せさせていただきます。
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最近親戚の3歳になる男の子が遊びに来て、テレビ漫画の『ドラえもん』を観ていたので、暫く一緒に見入ってしまいました。何年ぶりでしょうか。子供たちが小さい頃には、つられて一緒に観たことも時々ありました。じつに息の長い漫画で、いまでも人気は衰えていないのです。
実はドラえもんの漫画で、覚えているストーリーがあります。もう25年以上もまえになるでしょうか、ドラえもんの魔法のポケットにある道具で、物の価値観を狂わせてしまうというお話でした。宝石や貴金属は石ころ同然となり、逆にジュースやビールの瓶の蓋が価値あるものになって、人々が奪い合う様子が滑稽に描かれていました。
子供向けの番組ではありますが、ドラえもん(作者)が今の人間社会を「上手く皮肉っているなぁ」と感じたのです。
庭先に転がっている石ころとダイヤモンドでは、同じ鉱物でもその価値は天と地ほどの差があります。いや、人間の目にはそう映るのです。しかし、仏さまの眼にはただ2つの石があるだけと観るのです。
本来、宝石や貴金属など、いや瓶の蓋でも、全ての物それ自体に価値などはありません。レッテルを貼り付けているのは人間の勝手な価値観です。
アフリカのコンゴという国では、何年もの間、内戦が続いております。その背景には部族間の根強い対立があるのは勿論ですが、鉱物資源の豊かさがもたらす利権があるからで、国際社会を巻き込んだ代理戦争とまで言われております。人間の命は何よりも重く、何物にも代えがたいと言いながら、たかが鉱物資源による利権によって、かけがえのない多くの命が失われている現実があります。
『猫に小判』『豚に真珠』という言葉があります。貴重なものを与えても、その価値が判らず何の反応も示さないことの例えですが、時として私たち人間には、何の反応も示さない心も必要なのではないでしょうか。
今、平和な世界を実現するために総ての人が、この猫の心・豚の心、即ち『空の心』に立ち帰ることが大切だと思うのです。
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とてもわかりやすく、良いお話ですね。
人間は、大人になればレッテルを貼って物事を観てしまいますが、仏さま同様、召されたお子さまも、そのような偏った価値観はないのです。
もちろん、ブランドの洋服や高価なおもちゃなどを求めているわけでもございません。
純粋にあなたを愛し、見守りくださる優しい存在でございます。
そして、望んでいるのはただ1つ。あなたの愛情でございます。
是非、あなたの愛情を届けに常光円満寺までお参りにいらしてくださいね。
合掌
副住職 藤田晃秀
2013/09/11(水)
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